スキューバダイビングインストラクターはスキューバダイビングが好きな人ならぜひともやりたいバイトですね。

しかし仕事は大変なのでしょうか？

20代のときにスキューバダイビングインストラクターとしてバイトしてたmicさんに聞いてみました。

1000円

月収はいくら？

シフトによって変動。

勤務時間は？

自分の勤務内容によってスケジュールは変わりました。

5:30am?2:30pm、8:00am?4:00pm、など様々なスケジュールがあり、実質仕事をしているのは時間内の約3、4時間ほどでした。

基本的に潜っていない時は休憩のようなものでした。

休みは月どれくらいありましたか？

混んでいる時はほぼ通しでしたが休みが貯められて、長期休暇がとれました。

まかないは何食つく？

3食

食費は有料？

月3千円

寮は何人部屋？

個室

寮の設備は？

ベット、シャワー、トイレ

寮代、光熱費はいくら？(給与からいくら引かれる？)

タダでした。

生活費はいくらくらいかかりましたか？

ほとんどかからなかった。

男女比

7-3で男性多め

年齢層

年齢層はバラバラ

40代や50代でも働ける？

YES

服装はどんな感じ？

潜っていない時は基本的にシャツのみ制服。下は私服でした。

髪色・髪型、ピアスやネイルは可能？

目立たない程度であればピアス、ネイルは大丈夫でした。

髪は染めなくても太陽と海水で抜けてしまうので問題ありません。

頭髪は男のスタッフはロングは不可でした。

朝食後、ダイビングセンターに行きゲストを迎える準備をします。

ダイビングの担当の日は器材のセッティング、出発前のボート確認、スケジュールの再確認、ゲストのネームリストの確認を行います。

出発時間にゲストをボートに誘導し忘れ物がないかを確認してからダイビングのポイントへ出発します。

到着したらダイビング計画をゲストの方にブリーフィングし、ゲストの器材装着を手伝います。

準備が整ったらゲストを1人づつ海へ入る誘導をし、水面に全員揃った時点で一緒に潜降します。

水底に到着したら、まず人数確認をし、その後ゲストを水中で誘導しながら水中生物の紹介や、ゲストでトラブルを抱えている方はいないか見ながらガイドをしていきます。

上がってからはゲストとのコミュニケーションを取りながら休憩を取り、次のダイビング準備にかかります。

タンクの交換をし、出発時間になったらまたゲストを誘導しの繰り返しになります。

働いていたリゾートは1日に3、4本のスケジュールをゲストに提供していました。

夕食の時間はダイビングログをつけている方へ、今日はどんな生物がいたか、ダイビングプロファイルなどを必要に応じではお教えしていました。

勤務内容がコースの場合は、生徒さんの進み具合を見ながら自分でスケジュールの調節をする事が出来ました。

コースにも色々あり、2日で終わるものもあれば2週間のコースもあります。

内容も全く違うのでほぼ毎日と言っていいほど出勤時間、退社時間も違えば、仕事の内容も違いました。

スキューバダイビングインストラクターの仕事のきついところは？

他の仕事に比べると体力を多く使う仕事で女でもタンクを運んだり重い器材を運んだりしなければいけませんでした。

天候や海況を問わず、海に出なければならなかったのがきつかったです。

実質働いていた時間は8時間もなかったので楽な時もありました。

スキューバダイビングインストラクターの仕事の良いところ

休暇が貯められるので1ヶ月の長期休暇かも取れた時がありました。

趣味の延長線なのでイヤイヤ仕事をしなくて済みました。

ダイビングとダイビングの間には休憩があるので実質働いている時間は8時間もありませんでした。

仕事以外でも好きな時にダイビングに行けたので、休みの時は趣味の水中写真を撮りに行っていました。

リゾートの場合、スタッフ寮を設けている所が多いので家賃を支払わずに済み、また食事や水道、電気代込みの所もあり、ほぼ丸々給料が貯められる所が魅力的です。

外国のゲストの担当の場合はチップを頂けた事もありました。

リゾートのすぐ真横にスタッフ寮があったので電車のラッシュに巻き込まれることもなく、朝の身支度の時間にも余裕がありました。

スキューバダイビングインストラクターの仕事の嫌なところ

天候に問わず、雨の日や、波の少し高い日、水温の低い時もゲストを連れて潜らなければ行けなかったので嫌な時もありました。

スタッフの人数が足りていない場合は生理中の時にも出勤しなければいけなかったのが嫌でした。

通しで出勤をして疲れている時も、場合によってはゲストのご機嫌とりに行かないといけない時がありました。

休みたい時に休めないこともあったのが嫌でした。

ガイドをしている時にわざとコースから外れるゲストや、好き勝手に行動する方などをコントロール出来ない事が嫌になる事がありました。

ガイドをして上がってきてから見たい魚がいなかったとか、何もいなかったと言われるとすごく嫌でした。

コースを受けているゲストにゲストのレベルが合格に達していない際に無理矢理合格にしてくれと頼まれた事がありました。

スキューバダイビングインストラクターの仕事はどんな人に向いてる？

スキューバダイビングインストラクターの仕事は体力と忍耐力がある人が向いています。

また色々なタイプのゲストの方がいらっしゃいますので臨機応変に対応できる方が良いと思います。

ダイビングはサービス業ですので、細かい点に気がつける方、気配りが出来る方にお勧めです。

スキューバダイビングインストラクターは責任の重い仕事です。

一歩間違ってしまうと人の命を奪ってしまう事もあります。

常に気を引き締めて責任ある行動を取るようにしていただきたいです。

潜りに行く前は必ずゲストの器材を確認しましょう。

特に空のタンクにセッティングされていないかの確認は絶対に怠らないでください。

また体力のいる仕事ですので、健康管理や体づくりには力を入れてください。

体調の優れない日などは必ず同僚に報告をし、交代できるようであれば他の人に代わってもらいましょう。

お客様がいらしゃってなんぼの仕事です。

良いお客様に一緒について来て頂けるようにコミュニケーション、気配り等には特に気をつけてください。

自分の事を好んでくださるお客様は必ず付いてきてくださいます。

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